バイオインターフェース研究クラスター <展開型>

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生体界面の分子構造を高感度で追跡する

リーダー 叶 深

メンバー 村越 敬、今堀 博、葉 金花、田中 賢

物質の表面や界面における分子構造が物質の機能性・物性を左右する重要な要素である。我々は、和周波発生(SFG)振動分光法や原子間力顕微鏡(AFM)などの手法を用い、生体膜や機能性マテリアルの界面分子構造の解明を通じて、その機能性発現の機構を分子レベルで解明し、新しい機能性材料の構造設計に情報提供を目指す。タンパク質や酵素などの様々な生体分子との反応に伴い、生体膜界面の分子構造及び形状変化についてその場で高感度に追跡し、バイオインターフェースでの化学反応の反応機構の理解を目指す。また、リチウムイオン電池など二次電池の電極と有機電解質溶液との界面構造を研究し、新しい機能性電極触媒材料の開発も行っている。

Fig. 1 Scheme for Sum Frequency Generation (SFG) Probe on Bio-interface.