ナノ界面反応場研究クラスター<展開型>

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理論計算手法の開発と界面プロセスの解析

リーダー 飯田 健二

メンバー 矢花 一浩、根岸 雄一、Andriy Kovalenko 、寺西 利治、八井 崇

本研究クラスターでは、担持ナノ粒子や固液界面の外場応答を利用する触媒の反応機構を解明して理論的設計をするために研究を行っている。統計力学や量子力学に立脚した方法論を組み合わせることで、光や電圧に対する界面の応答を記述するための理論計算手法を開発する。その手法を用いて、原子間結合と界面構造の両者の幾何的特性で触媒能を制御するための理論的指針を探求する。具体的には、以下の研究課題を実施している。
(a) 新奇プラズモニック合金ナノ粒子の光電子物性制御と光触媒への応用
(b) 有機金属錯体・金属ナノ粒子・酸化物からなる複合系を用いた光触媒反応のメカニズム
(c) 化学反応における光や電圧の役割に対する理解の深化
(d) 電極触媒反応の理論計算手法の開発


Fig. 1 Catalytic reactions near a solid/liquid interface under an external field