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Institute for Catalysis, Research & Development Division
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授業
HEADLINE
大学院共通授業科目『化学産業実学』
授業の目標
産業界や公立研究所等の第一線で活躍している理系大学卒業者を招き、大学で学んだことが企業でどのように役に立つのか、また企業で何を求められているのかを講師の先生方の成功体験、失敗体験を交えて講義して頂きます。授業を通して、産業界や企業で働くということの具体的なイメージを持ち、今後の自分の将来を決める方針、社会との係わり方についての考えていくことを目標としています。
到達目標
産業界や公立研究所等の第一線で研究を行い指導的立場にある化学技術者や化学企業の経営者、化学系商社に勤める講師の先生方による講義を聴くことで、社会で求められる化学技術とは何かを、また、産業界における研究者のあり方、技術者倫理、安全の確保、環境保全への配慮、社会への情報発信の重要性等についても学習し、広い視野を養うことを目的としています。
授業計画
産業界や公立研究所等の第一線で研究を行っている化学技術者や化学企業の経営者を招いて授業を行います。
具体的な授業計画は以下のとおりです。
1. 企業の研究開発の最前線(2回):
企業で行われている製品開発について、その背景や社会的意義を含めた具体的な解説。
2. 化学研究の展望と課題(2回):
化学技術の将来的展望とグローバルな視点による課題設定・研究戦略について、具体例を交えての説明。
3. 社会で求められる化学者像(2回):
これまでの講義内容を基に、将来化学研究に携わる者に求められる能力や、学生のうちに学んでおくべき事柄等について、指導的立場にある講師の経験を踏まえた解説。
4. 化学技術と環境・社会(2回):
化学技術の環境保全に対する責務の重さと取り組みについての説明。また、エネルギー・食料問題を含め、持続可能な社会づくりに貢献する化学技術についての考察。
成績評価の基準と方法
原則として、授業回数7.5割以上の出席を成績評価の条件とする。欠席する場合事前に欠席届を提出する。
講義の最後に行う小テストの成績によって評価する。
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