遷移金属誘起高分子合成 / 変換研究クラスター<展開型>

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遷移金属上での炭素骨格の組み替えを活用し、ポリマーの新たな合成法を開発する

リーダー 宋 志毅

メンバー 中野 環、中島 清彦、小笠原 正道、亀岡 聡、三輪 寛子、李 志平

本クラスターは遷移金属上での炭素骨格の組み替えを活用し 、 これまでの方法ではできなかったポリマーやオリゴマーの緻密かつ完璧な合成法を開発する。さらに、新機能を有する物質を開発する。
 これまで、高い規則性をもつコオリゴマーを生成するには、ユニットを調製し 、ユニット間に結合を形成させる方法が一般的に用いられている方法である。しかし、多様な化合物群を生成するためには、対応する様々なユニットの合成が必要である。このような方法は合成効率の観点から改良の余地がある。本研究では有機高分子の効率的な合成法を開発する。遷移金属のメタラサイクルを含む有機金属高分子を調製し、遷移金属上での炭素骨格を組み替えることでメタラサイクルから様々な芳香環に変換し、様々な有機オリゴチオフェンやポリチオフェンが得られる。本研究で開発した方法は、同じ有機金属高分子から多様な化合物群を生成することができ、合成プロセスが大幅に簡略化された新しい方法論である。