日仏国際連携触媒研究ユニット

バイオ資源を有用な化学資源に変換する固体触媒プロセスの構築を、最先端の触媒開発

スクリーニングシステムや触媒解析システムを通して行う

上田渉  福岡淳  清水研一 

Franck Dumeignil(リル第1大学固体触媒化学ユニット教授)

Emmanuel Cadot(ヴェルサイユ・サン・カンタン・アン・イヴリーヌ大学,ベルサイユ ラボアジェ研究所教授)

フランス国立科学研究センター(CNRS)が支援する、化学の分野で初めての日仏国際連携研究体が発足したことを受け、触媒化学研究センター内での活動組織として設置された。
  バイオ資源を有用な化学資源に変換する固体触媒プロセスの構築を、最先端の触媒開発スクリーニングシステムや触媒解析システムを通して行う。これらのシステムはフランス側が保有するもので、日本側の触媒反応設計指針をこれら開発システムに反映させて実施する、協働体制で取り組む。2013年度には、バイオマス由来のアルコール類の選択酸化触媒の開発をリル大学の研究ユニットが所有するハイスループット実験施設により実施した。

 

連絡先:福岡淳 email: fukuoka *cat.hokudai.ac.jp(* を @ に変更してください)