倶多楽湖(クッタラコ)

支笏洞爺国立公園の特別区域に指定され、四季折々の美しい自然のたたずまいを見せる倶多楽湖は、原生林覆われたまん丸いカルデラ湖で、注ぎこむ川や流れだす川はありません。

その透明度は高く、摩周湖とともに国でトップを競うほどです。

明治42年十和田湖からチップ(ヒメマス)の卵が取り寄せられ養殖事業が行われ自然繁殖するようになり、現在ではチップ釣りのメッカとしても知られるようになりました。
かつて1000mを超える火山でしたが、数万年前に多量の噴出物を出して地下が空になり、クッタラ湖部分が陥没してカルデラ地形になりました。
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