桜の語源は
「さ」が稲などの穀物に宿る神を指し、
「くら」はその神が寄りつく座(くら)の意味という説があります。

延喜5年(905年)に成立した『古今和歌集』は「吉野が桜の名所」と序文に記され、桜を詠んだ歌が数多く収録されています。

久方の

ひかりのどけき 

春の日に 

しづ心なく

花の散るらむ

     紀 友則



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世の中に

たえて桜の

なかりせば 

春の心は

のどけからまし

    在 原 業 平