和周波発生
Sum Frequency Generation (SFG)
界面
■和周波発生(SFG)は二次非線形光学効果に基づくものであり、周波数w1とw2の二つの光子からその和の周波数となるw3の一光子への変換過程である。一般的に知られている二次高調波発生(SHG)はSFGの一つの特例である（w1＝w2）。 |
| ■二次非線形光学過程に関する研究はレーザーの発明と同時にスタートした。1961年Frankenらによって、水晶のSHG過程が初めて確認された。その直後、ハーバード大学のBloembergenらによって非線形光学の理論的な基礎が確立されるようになった。その功労でBloembergen教授は1981年ノーベル物理学賞を受賞した。しかし、SFGとSHGの二次非線形光学的手法を表面分光法として実現したのは、1980年代に入ったことであり、その中で特にカリフォルニア大学バークリー校のShen教授の寄与が極めて大きい。SFGの原理と応用例について、この総説を参考してください。 |
■界面分光法としてのSFGの特徴
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